教皇ホノリウス三世の奥義書
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奥義書縁起
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世界中より妖術師を召集したる大いなる教皇ホノリウス三世、かの邪宗の徒をローマに呼び出し、身の安全を保証したのち、彼奴輩の奥義秘伝を問い質したのである。かの旅人たちは聖都に辿り着くまでに難行苦行を重ねていた。それは剣呑悪路のみならず、彼奴輩の使役する霊の邪魔によるものであった。聖都を取り巻く野山は時ならぬ大雨や大雪に見舞われ、それを掻い潜りし手練の者のみがヴァチカンの聖堂に到達し、大いなる召集の栄に浴したのであった。

 ここにひとりの妖術師あり。その名をアダモのジェローム、ミラノ公国の出自にして、とある深き森の奥にて暮らしておった。召集の終わりしのち、こやつは教皇のしたためし邪道外道の奥義秘伝を盗み出し、聖都の片隅にてその霊験を自ら試してみたのであった。その方法は以下の如し。
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1 奥義書の聖別
2 防護円の作成
3 予備召喚と四界王召喚
4 霊との交渉
5 七曜魔召喚

  月曜日のルシファー
  火曜日のナムブロット
  水曜日のアスタロト
  木曜日のアキム
  金曜日のベヘト
  土曜日のキロン
  日曜日のアキオト

  七曜魔の姿形

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