木曜日のアキム



 木曜の午前3時から4時にかけて行う。

 供物としてパンを与える。

 王侯の姿で出現し、安楽な生活を約束してくれる。

 詠唱文

アキムよ、冥府に降りしナザレのイエスの御力によりて汝を召喚す。
その御貌の前にいかなる悪鬼もひれふさん。
父と(+)子と(+)聖霊(+)の御名によりて汝を召喚す。
竜の頭を砕き、レビヤタンの腹を裂く御力によりて汝を召喚す。
万軍の主の御名によりて汝を召喚す。
われは汝を召喚す、アキムよ。わが命に応えて速やかに現出せよ。
神の御国の栄光に浴すべし。


YAHA YAE YAH YAH YAH IA IA IA IA
TETRAGRAMATON ELOHIM ESSAIM AGLA ASIM
GIBOR AHA ELOY SABATAY LETOLAG IA
VICERON PNUMATON IXIUT DEUS IA ON
CHAI AHA IA IA ELOA ELOHIM ADONY




解説

 供物としてのパンは、明らかにミサのパロディーであろう。
 詠唱文に見られるイエスの冥府降りは、ルネサンス期までごく当たり前のカトリック教義である。



戻る