月曜日のルシファー



 月曜の午前3時から4時にかけて行う。

 魔法円は聖別した塩ないし石炭にて描くべし。

 供物としてハツカネズミを用意せよ。

 術者は襟かけを着用し、聖水壜を手にするべし。

 詠唱文

ルシファーよ、父と(+)子と(+)聖霊の(+)御名によりて汝を召喚す。
自らわがまえに現れるか、あるいは**を見苦しくない人の姿にて名代として遣わしたまえ。
わが問いに真実をもって答え、またわが身体にも魂にもなんら危害を加えぬことを誓約せよ。

ALPHA ET OMEGA EL ELOY ELION YA YA SADAY EL ELOY ELOHA
LUX SALUS ADONAY EMMANUEL MESIAS REX OLOHA

GEARY IOL IEL AGLA EIZAERIS ORISTON ARPHETICE IPHATON
YAGERON ISILION ANOL SMAGON GENATON SOTHAY EL EL YAH

TETRAGRAMATON PUERMATON TIONEMPENGARON YRARAS
TONTOLATON ON CHIROS IRON VOY PHERON EL PENTA RINUM MASONE




解説

術者が着用する襟かけとは、神父が教会外の儀式で着用する紫色のマフラー状のあれである。
供物のハツカネズミに関しては出典、照応論的根拠ともに不明。
詠唱されるラテン語風の呪文は本によって差異が大きい。
魔法円のデザインはこれという指定がなく、二重円に神名や召喚対象名を記す場合が大半である。



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