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ba (一般、エジプト) バー。魂。通例、人頭の鳥の姿で描かれる。死後、神々のもとへ飛翔する。 baal (一般、中東) バアル、主。古代セム語で神を表す普通名詞。往々にして接頭語として用いられる。例: Baalberith, Baalzephon. bandersnatch (一般) バンダースナッチ。はた迷惑な乱暴者の意。キャロルの『鏡の国のアリス』に登場するモンスター。 bandwagon (一般) 馬車の一種。転じて時流や流行に乗ること。jumped into the occult bandwagon 「オカルトブームに便乗する」といった使い方をする。 banish (魔術) 追難。儀式によって場の悪影響を払拭すること。おもに五芒星儀礼で用いる。 banner (魔術) 旗。儀式場に設置されるもので、東旗と西旗のふたつがある。 barbarous (一般) 野蛮な、ギリシャ語、ラテン語以外の。 barbarous name (魔術) 喚起作業の際に唱える意味不明の文句。 bark (一般、民間療法) 樹皮。魔女やまじない師が薬用として用いる。 basilica (建築) 古代ローマの公共建物で用いられた長方形の建築様式。さらに同様式の教会。フリーメイソン関連の文章によく登場する。 beast (一般、魔術) 獣、黙示録の獣。the Beast 666 としてアレイスター・クロウリー(1875−1947)を指す場合が多い。 beatnik (一般) ビート族、ビート世代。二次大戦直後に生まれ、既存の価値観に反逆した若者をさす。60年代オカルティズムを論ずる際に頻出する用語。 bee (一般) ミツバチ。しばしば薔薇十字団員を表す。薔薇の花が団でミツバチが団員という寓意画がよく描かれる。 beguile (一般) いんちきをする、だます、金銭物品をだましとる、詐欺にかけるの意の他動詞。魔術関係でよく登場する。 belfry (一般) 教会の鐘楼。よく吸血鬼が蝙蝠に化けて昼寝している。変質者の寺男のねぐらにも使われる。 Beltane (一般、ケルト、魔女) ベルテイン祭。五月一日に行われる焚き火踊り。 Benbine (特殊) Benbo の形容詞。the Benbine Tablet という形で用いられる。ベンボー枢機卿が残したとされるエジプト様式の金属板があり、それがタロットの原型であるという説があるため、時々魔術関係に登場する。 bewitch (一般) 魅惑する、うっとりさせる、魔法にかける。性的魅力で魅惑すること。 Binah (カバラ) ビナー。ヘブル語で理解の意。生命の樹の第三のセフィラ。 black art (一般) 黒魔術。ただし white art で白魔術という具合にはならない。 bogus (一般) にせものの、いんちきの、いかさまの。犯意あり。例 : bogus order いんちき結社。 bona fide (一般) 真正の、本物の。 boogyman (一般) 悪霊、鬼。悪い子を脅すナマハゲ的存在として児童教育の現場で言及される。 boot (特殊、魔女狩り) 長靴状の拷問器具。木製の箱に足を入れ、外側からくさびを打ち込む。とても痛い。 border (一般) 境界。用例 : on the border of ぎりぎりの、境界線上の。on the border of quackery 詐欺寸前の、いんちきすれすれの。 botany (一般) 植物学、植物。形容詞 botanical 。 brethren (一般) 兄弟会、兄弟団。用例: the Brethren of Shadows 。 Briah (カバラ) ブリアー界。カバラ四界論の第二創造界。聖四文字のへーに対応する大天使界。 bride (カバラ) 花嫁。マルクトの別称。 brocade (一般) 金糸銀糸で織られた錦織。豪奢な僧服や法衣に用いられる。 bronchitis (一般、疾病) 気管支炎。なぜかこの病気にかかる魔術師が多い。 burin (一般) 銅板画用彫刻刀、鏨(たがね)。クロウリーが『第四の書』にて魔術用具として採用するも、他に追従者なくそれっきり。 burlesque (一般) バーレスク。道化芝居。茶番狂言、バカ騒ぎ。魔術結社活動を揶揄する際によく用いられる。 |