Scot, Michael マイケル・スコット (1175-1234) ☆　中世の有名な魔術師、占星術師。ダンテの『神曲地獄編』にて言及されたため有名であるが、実際の人物像は不明な点が多い。 　スコットランドの貴族の家に生まれ、長じてはオクスフォードにて学ぶ。その後パリのソルボンヌにて数学を専攻し、さらにボローニャからトレドへと足を伸ばしてアラビア語も習得。天文学の知識を生かしてシチリア王国フェルディナンド二世付の宮廷占星術師となる。ほぼ同時代人のロジャー・ベーコンの記述によると、スコットは常にアリストテレス全集を持ち歩いていたという。 　世間一般の評価では、マイケル・スコットは死霊術師ということにされており、悪魔の馬にまたがって空を飛んだとか、ろくな話がない。
主要著作	Quaesto Curiosa de Natura Solis et Luna Liber Physiogonmiae Magistri Michaelis Scot
参考文献
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