以上の四点に該当するようなら、あなたはビギナーではなく、それ以前の一般人、常識人です。魔術なんぞに興味を抱く必要すらないはず。そういう方がこのサイトを訪れることもないでしょうから、次のレベルにいきます。
ま、以上のどれかが該当するようなら、あなたは立派な魔術ビギナーですな。なに、恥ずかしがる必要はない。誰だって最初はそうです。むしろ自分は健全であると胸をはりなさい。
続いて魔術ベテランのレベルを紹介しましょう。
以上の5点に「イエス!」と答えた人はもはやこのページを読む必要はなし。ウジュパランドに飛んでお笑い記事に目を通してください。
さらに魔術マスターのレベルにも触れておきますか。
したがって、魔術ビギナーの方は魔術ベテランを目指すべきなのですが、ベテランの域に達する以前に“魔術マニア”という脇道にそれる可能性がありまして、一応こちらに進んだ場合どうなるかも紹介しますか。
魔術マニアとは、
以上の4点、大なり小なり身に覚えのある人も多いはず。しかし、これはこれでいいのです。どんな分野にせよ、下手の横好き、マニア、おたくのたぐいが裾野を取り巻いてこそジャンルとしての発展があるものですわ。人畜無害なら他人があれこれケチをつける筋合いではない。
むしろ恐ろしいのは魔術ベテランに至るあたりから始まる“魔術ファンダメンタリスト”という落とし穴のほうですな。すなわち ―
こうなるくらいなら魔術マニアのほうがずっとまし。いや、魔術など知りもしない一般人のほうがずっとえらい。
なお、マスターの上の段階も一応用意されとりまして、これをアヴァターと称する。
ここまで来ればもうなにもいうことはない。ただし、いまだ魔術の世界ではアヴァターは出ていないといってよいでしょう。
なお、マスターからアヴァターへ移る際にも脇道がありまして、それが“ジョーカー”の道でありますわい。
ジョーカーとは一部分マニアに似ておりまして、
すなわち図解すると−
一般人
↓
ビギナー
↓→マニア
ベテラン
↓→ファンダメンタリスト
マスター
↓→ジョーカー
アヴァター
ともあれ、ビギナーはマニアになるかベテランになるか、あるいはビギナーのままやめてしまうか。どれも正しい選択なんですな。
要点は他人に迷惑をかけないこと。
ファンダメンタリストだけはいただけませんぞ。あれはみっともない。
次回はビギナーのための心得を丁寧にやりましょか。