タブレット各種



 墓所の扉に刻まれたる言葉はなんぞや? また扉はいかにして守られたるや?

 ポスト・ケントゥム・ヴィギンティ・アノス・パテボ。百二十年後にわれは開かん。扉を守るものは元素のタブレットとケルビムの紋章なり。

『黄金の夜明け魔術全書』上巻321p


 地下納骨所の正面扉には十種もの各種タブレットが掛けられている。内訳はエノキアン元素タブレット四枚(文字配列のもの)、「統一のタブレット」一枚(中央にて銀色に光るもの)、ケルビムタブレット四枚(丸に十の字のもの)、それに俗にいう「120年タブレット」一枚(金色のもの)である。

 このうち、恒久的に取り付けられているのは「120年タブレット」だけであり、他は金具に引っ掛けてあるだけである。元素タブレットは外陣位階儀式でも用いられるから、簡単に取り外せるようになっている。

 最近では元素タブレットとケルビムタブレットを一体化させたデザインのものも登場している。

扉のタブレット各種


 元素タブレットはウッドパネルで製作することがほとんどである。ケルビムタブレットも同様。

 「百二十年タブレット」は材質にこだわってみたい。少なくとも真鍮、贅沢をいうなら14金のプレートが望ましい。永続的光輝を欲したいのである。

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