天井と床



 天井には二十二花弁の薔薇を囲む三角形があり、その外側には七側壁から伸びる七芒星あり。

 床にもまた七芒星に囲まれたる三角形あり。その称号は逆さまの邪悪なるセフィロト、また七頭の大いなる赤い竜、また逆向きの邪悪なる三角形なり。

『黄金の夜明け魔術全書』上巻346p


 地下納骨所の床と天井は、実際に製作するとなると意外に厄介な代物である。直径三メートル半の円板を入手することはまず不可能に近いため、四分割方式を採用するしかないのだが、そうなると塗装面の一致に細心の注意を払う必要が生じる。

 天井部は中央の薔薇面に白色プラスチックを用い、裏に蛍光灯などの照明器具を仕込む。

 床面は靴や大道具等による擦過傷を考慮に入れ、堅牢なコーティングを施す必要がある。

 ちゃんとした地下室の「地下納骨所」を作るというのであれば、床面は大理石と御影石によるプレート細工がベストであろう。

天井


 なお、床に関しては絨毯を用いるというアイデアもあるが、七頭赤竜と薔薇十字を織り込んだオリジナル・カーペットを特注するとなると大層なものいりとなろう。このあたりは判断である。

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