儀式場遠景



 −−人間、獅子、雄牛、鷲の持ち場は会堂外の四方位である。

『黄金の夜明け魔術全書』下巻81p


儀式場を守護するケルビムたち


 各方面に共通することだが、最初に学ぶものが実は最奥義である場合が多い。黄金の夜明け団も例外ではなく、最初に受ける入門儀式こそすべてなのである。その事実を知らされるのが第二団に入ってから、具体的にいえば「Z文書」を受領してからなのだ。

 「Z文書」には0=0儀式の象徴体系がことこまかに記されている。各司官が象徴する神格があり、さらに不可視の持ち場と称される天使たちの座がある。黄金の夜明け団に入門した者はすべからく不可視の天使たちの保護下・監視下に置かれるのであり、最初に教わる簡潔な五芒星儀式は天使たちとの連環を日々確証し更新するためのものなのである。

 上のCGではZ文書に記される不可視の四ケルビムと元素の副摂政を描いてみた。

 ちなみに大昔にPC8801mkIIで表現した0=0儀式は以下のような代物であった。


1986年に作製。
PCとアプリも進歩したものである。



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