Rosher, Charles チャールズ・ロシャー (1858-1936) 魔法名 Aequo Animo (GD) ☆ 不思議な何でも屋? 魔術界に友人多し。 11人兄弟の長男としてロンドンにて出生。実にさまざまな職を転々としたらしく、クロウリーがそのあたりを評していわく-- 「世界をまたにかけた何でも屋である。新式水洗便所の特許もとれば、モロッコのサルタン付きの宮廷絵師をしていたこともある。わたしがかつて目にしたなかで最低の詩も書いている。なんでも楽しめるスポーツマンで、世界中の土地を踏み、また踏みつけられたがために身に付いた朗らかさと勇気も持ち合わせている。あれほど多芸多彩でなかったなら、何をしても成功していたにちがいない」(『告白』179頁)。 黄金の夜明け団参入は1895年5月5日、第二団参入は1896年9月26日。団内ではアラン・ベネットやマグレガー・マサースと近しく、とりわけベネットとは一時期ルームシェアの関係にあった。多数の魔術実験にも参加している。 黄金の夜明け団崩壊後はモロッコ等に出没し、政治運動なども行っていた模様。 写真は68歳当時のロシャー。 |
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主要著作 | Poems, Haas & Co., London, 1897. Filia Maris, a poem, Pharos Publishing Co., London, 1925. |
参考文献 | |
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