Lang, Andrew アンドルー・ラング (1844-1912) ☆ スコットランドの詩人、文学者、民俗学者。オカルト方面にも造詣が深いためここに収録される。 1844年、スコットランドはセルカークにて出生。セント・アンドルース大、オクスフォード大と恵まれた教育を授かり、オクスフォード大マートン・コレッジのフェローとなる。学外ではジャーナリスト、作家、詩人、歴史家として活躍。 1875年、レオノーラ・ブランシュ・アレインと結婚。レオノーラも文筆に秀でており、夫アンドルーとともに多数の民話編纂や翻訳等に活躍している。 1882年、心霊調査協会 Society for Psychical Research の創立メンバーに名を連ねる。以降、心霊術関連の著作も多数残し、1911年には会長を務める。 1912年、死去。 SPRの重鎮として心霊術を懐疑的に調査研究するポジションを保持しつつ、フェアリーテール関連の膨大な資料を収集して公開するなど、当時のオカルト界全般に多大な貢献をなしている。 |
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主要著作 | *オカルト関連 The Secret Commonwealth of Elves, Fauns, & Fairies, a Study in Folk-Lore & Psychical Research, David Nutt, London, 1893. The Book of Dreams and Ghosts, Longmans, Green and Company, London, 1897. Custom and Myth, Longmans, Green and Company, London, 1885. Cock Lane and Common-Sense, Longmans, Green and Company, London, 1894. Historical Mysteries, Longmans, Green and Comapany, New York, 1904. Magic and Religion, Longmans, Green and Company, London, 1901. The Secrets of the Totem, Longmans, Green and Company, London, 1905. |
参考文献 | Roger Lancelyn Green, Andrew Lang, a Critical Biography, Edmund Ward, Leicester, 1946. |
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